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№1 平成29年6月1日を迎えて 【H29.6.1】

更新日:2019年9月 2日

大野敬一郎教育長

 

平成29年5月28日、小中一貫校芦刈観瀾校体育大会が開催されました。小中の全校児童生徒388人が、『輝(かがやき)~388人の笑顔を~』というテーマで、小学一年生から中学三年生までの九学年の児童生徒が力を合わせて創り上げる大きな学校行事で、「ともに学び、ともに考え、ともに創る」という学校目標を実践できる素晴らしい教育活動の一つです。中学生は、小学生のことを思いやり、小学生は中学生のことを慕い敬う場面が、数多く見られる小中一貫校ならではの学校行事です。そして、その準備、指導においては、「子どもたちのために」小学校、中学校の教職員がそれぞれお互いのことを思いやり、励まし合いながら取り組んでくれました。私にとって最後の体育大会が、388人の全校児童生徒の笑顔で輝く素晴らしい体育大会になったこと、思い出深い行事で教員を終えることができたことを本当に有り難く、子どもたち、先生方に深く感謝をしています。

 

私は、小城市(小城町)に生まれ育ち、昭和58年4月に中学校の保健体育の教員として採用され、肥前中学校(現唐津市肥前町)を初任校として、34年2カ月、教員として勤め上げました。これまでの職歴は、中学校四校(17年)、小学校一校(2年)、特別支援学校二校(6年)、行政二カ所(4年)、小中一貫校・併設校三校(5年2カ月)、県内各地12の職場を渡り歩いて、この5月末をもって小城市唯一の小中一貫校芦刈観瀾校での勤務を最後に教員生活を終えました。

これまでの数多くの人との出会いの中で、子どもたちの元気なあいさつや笑顔からは、感動と元気をたくさんもらい、同僚職員からは、チームワークと絆の大切さを学び、保護者や地域の方々からは、愛情と応援する親心を心の底から感じながら、私自身、教員として、人として、日々育てていただきました。

多くの「出会い」とその「縁」に本当に感謝しています。やはり、人は人との関わりの中で、そしてその環境の中で育ち成長するものであると改めて感じています。

 

平成17年3月に特色のある四町が合併し新生小城市が誕生し、この12年間という長い間、前任の今村教育長が着々と築き上げられた「小城市の教育」を衰退、停滞させることなく、その意志を受け継ぐとともに、その職責を重く受け止めて、さまざまな課題に立ち向かっていこうと心を新たにしています。

この小城市の豊かな自然と長い伝統文化を伝承し、地域の特色を生かしてふるさとを愛する心、人を思いやる心を大切にする人づくりや地域のコミュニティづくりに全力でチャレンジしていくつもりです。

江里口市長が掲げておられる「全ての人が安心して暮らしていける小城市づくり」の実現のため、私は、教育を通して「人づくり」と「環境づくり」に力を注ぎ、多くの人々の協力を得ながら、小城市を活気あるまちに盛り上げていきたいと思っています。

 

そのためにも、私のモットーである「あいさつ一番」「笑顔も一番」~自分にとって一番のあいさつと笑顔~に心がけていき、私自身が人と人との出会い、関わりを大切にして、人として成長していきたいと思っています。私を育ててくれたこのふるさと小城にその恩を返すとともに、これまで学んだことを生かして、市民、地域と行政が手を繋ぎ合わせて、「小城市の教育」のために、努力していきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。

 

平成29年6月1日

教育長 大野 敬一郎

問い合わせ

小城市教育委員会 教育総務課 (東館2階)
〒845-8511 佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
電話番号:0952-37-6130 ファックス番号:0952-37-6167
メール:kyouikusoumu@city.ogi.lg.jp
 

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