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No.9実りの秋満載 11月「小城市文化と教育に親しむ月間」 (2)教育部門【平成29年11月15日】

更新日:2020年3月 4日

小城市教育委員会は、この11月を「文化と教育に親しむ月間」として市内四町の地域や小中学校・幼稚園・保育園など、多くの市民のみなさんの協力を得ながら、いろいろな文化・教育の行事を展開しています。

 

今回は、教育部門として取り上げてみました。

 

小城市内小中学校では、11月8日、小城市学力向上研究大会が開催されました。
年次ごとにブロック(3校)を決めての研究大会であり、今年度で二順する年度であり、桜岡小学校、三里小学校、小城中学校の3校で授業公開と研究協議を行い、日ごろの研究の成果を発表し、小城市内の小中学校の教職員の研修の場を設けました。

 

今日、「学力向上」は、教職員にとっては、最大の課題・命題であります。これからの厳しい社会の中で、子どもたちに、意欲を持って学び続け、生き抜くための力の大きな要素である学力を身につけさせることは、教師としての専門性を発揮することとして当たり前のことであり、常にチャレンジし続けなければいけません。

 

そのためにも、子どもたちに学力をよりよく身に付けさせるにはやはり、幼保と小中とが密接に連携し系統的に取り組みを共有することが大切であり、その中でも特に小学校と中学校の校種の垣根を超えて市内全教職員が一堂に会して研修を深めることでスタートして、今年度8年目を迎えました。

教職員の研修会のようす 研究成果の報告のようす

研究の柱としては、主体的に学習できる、または取り組むことができることを前提にした「学び合い学習」を深めることを目指し、各校ともこの研究大会を意義あるものにしよう、そして自校の取り組みの中から何かを研究課題として提供しようと真摯な思いが伝わってきた研究大会でした。


日ごろ、さまざまな教育課題の解決に向けて、多忙な中での取り組みは大変だっただろうと推し量るものもあり、しかし、この取り組みは必ず今後に生きてかえってくると思いますし、今日の3校の発表が必ず市内の他の学校へと、来年度の当番校へとつながっていき、深まっていくものと確信しています。


小学校と中学校の校種の違いも、教科の違いも、通常学級と特別支援学級の違いも、すべての小中学校の先生方が一時間一時間の授業づくりのために、よりわかりやすく楽しい授業にするために、さまざまな意見を交わしながら、その対策に向けて知恵を結集して、授業をつくり上げていく、こうした一つ一つの積み重ねが、ひいては小城市の子どもたちの学力向上につながるものと期待できる一日でした。

研究協議のようす(図書室内) 研究協議のようす(教室内)

今年度、授業と研究協議等、ご苦労いただきました当番校の教職員のみなさんには、改めて感謝しております。今後も、小城市の子どもたちのために、小中学校の教職員が連携しながら、一丸となって取り組んでいく小城市教育研究会の更なる発展に期待しています。

平成29年11月15日

小城市教育長 大野 敬一郎

 

※お知らせ…今月は、23日(木曜日)ゆめぷらっと小城にて、「小城鍋島藩400年シンポジウム」、25日(土曜日)ドゥイング三日月にて、「小城市少年少女の声大会」が開催される予定です。
どちらも、文化・教育にしっかり親しめる行事として、とても楽しみにしています。
多くの市民のみなさんのご参加をお待ちしております。

問い合わせ

小城市教育委員会 教育総務課 (東館2階)
〒845-8511 佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
電話番号:0952-37-6130 ファックス番号:0952-37-6167
メール:kyouikusoumu@city.ogi.lg.jp
 

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