懲戒処分等について

この度、国民健康保険高額療養費貸付事業において高額療養費貸付基金から高額療養費貸付を行っておりますが、平成23年度から平成26年度まで及び平成28年度の申請分につきまして貸付対象者に対して2回目以降の催促や貸付金の回収ができておりませんでした。また、佐賀県ひとり親家庭等医療費助成事業費補助金の事務において、ひとり親家庭医療費助成対象者で小・中学生の子どもの医療費助成対象者の現物給付分についても、佐賀県のひとり親家庭等医療費助成事業費補助金（補助率1/2）の対象となりますが、平成30年度から令和4年度までの5年間分の県への補助金申請が漏れていたことが判明しました。
この2つの事案で関係職員を処分しております。懲戒処分となります減給10分の1（3か月）12名、戒告2名、そのほか訓告2名、口頭注意2名という内容です。
これらの事案に共通していることは、担当職員の事業制度内容に対する理解不足と課内・係内での報告・連絡・相談ができていないことが原因と考えております。
これらの不適正な事務執行に関する監督責任を明らかにするためこの度、私、市長の給料の減額条例を9月1日に開会します令和5年第3回定例会に上程します。内容は給料の100分の10（10％）を6カ月間減額するものです。
市民のみなさんには大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。早急に組織体制を見直し、再発防止に努め、市民のみなさんからの信頼回復に向け、職員と一丸となって業務に邁進していく所存でございます。

                                                                                              　　　　　　　　小城市長 　江里口秀次

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