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小城市再生可能エネルギー導入推進計画を策定しました

更新日:2024年5月 2日

小城市再生可能エネルギー導入推進計画は、地球温暖化対策の緩和策の代表的な取組である再生可能エネルギーの最大限の導入を推進するための計画です。再生可能エネルギーの導入推進により、同時に地域の課題を解決し、今以上に魅力のある地域にするための将来ビジョンを設定し、それを実現するための具体的な取組内容をまとめたものです。

小城市の地域特性や課題分析を行い、市民や事業者の方へのアンケート調査結果を参考にするとともに、小城市が有する再生可能エネルギーのポテンシャルを踏まえ、市民・事業者・関係機関・団体・有識者等で構成する「小城市ゼロカーボンシティ推進検討委員会」にて議論をいただき、本計画を令和6年3月に策定しました。

目標年度と削減目標

温室効果ガス(CO2)の削減目標を目標年度ごとに設定しました。

温室効果ガスの削減目標

「省エネの推進・再エネの導入・利用エネルギーの転換・CO2の森林吸収や固定化」等に取り組み、長期目標年度の2050 年度には、CO2 排出量実質ゼロによるゼロカーボンシティ宣言の実現を目指します。なお、森林吸収量の確保には、長期的視点により、伐採と植林等の対策を行い、森林の若返りを図って行く必要があります。

温室効果ガス(CO2)排出量の将来推計と追加対策

地球温暖化対策の新たな取組みを行わず、現状のまま推移した場合の将来のCO2排出量予測(下図の青ライン)では、目標年度における削減目標には達していないため、さらなる追加対策(下図の赤ライン)が必要です。

温室効果ガス排出量の将来推計と追加対策

再生可能エネルギー導入の2050年の将来ビジョン

  • 2050 年にはCO2 排出量をネットゼロとする、ゼロカーボンシティを実現します。
    ※ネットゼロとは、CO2 排出量を最大限削減したうえで、吸収量や固定量を差し引いた合計をゼロにすることを意味します。
  • 重点取組として、導入しやすい建物や土地には太陽光発電を積極的に導入し、蓄電池を活用して夜間や災害時にも活用できるようにします。また、余った電気を小城市内で活用し、電気の地産地消に取り組みます。
  •  太陽熱利用や地中熱利用、木質バイオマス熱利用を積極的に活用し、熱の地産地消にも取り組みます。

再生可能エネルギーの導入目標

再生可能エネルギーの導入目標

目標達成に向けた5つの施策

再生可能エネルギーごとに設定した導入目標と将来ビジョンへの達成に向け、

  1. 「地域の再生可能エネルギーの活用」
  2. 「地域の課題解決への貢献」
  3. 「地域の持続可能なまちづくりへの貢献」

といった3つの視点から5つの施策にまとめました。これらの施策は、行政、市民、事業者のそれぞれが主体となり取組みます。

  • 施策(1):太陽光発電の最大限の導入
  • 施策(2):その他再生可能エネルギーの導入促進
  • 施策(3):省エネ対策の推進
  • 施策(4):吸収源対策の推進
  • 施策(5):啓発事業の推進

問い合わせ

小城市役所 環境課 (西館1階)
〒845-8511 佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
電話番号:0952-37-6102 ファックス番号:0952-37-6160
メール:kankyou@city.ogi.lg.jp
 

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