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令和5年度「市長と語る会」開催内容

更新日:2024年4月18日

砥川地区(令和5年5月26日・31日)

砥川地区

砥川地区はかなり水害に悩まされている。現在の水害対策の取組状況についてお聞きしたい。

砥川地区の水害発生の大きな要因として、宮川と羽佐間水路の合流地点の問題がネックになっています。私自身現場を確認しており、この問題を解消するためにさまざまな解析も行っています。砥川地区の水害を解消するためには、市だけではできないので、国、県と協議して対応していく必要があり、どうしても時間かかることもあります。協議の中では、満神排水機場のポンプの増設の話も出ています。まずは今年度、満神排水機場のポンプの改修を行っていきます。しかしながら、ポンプの改修だけでは根本的な解決に至りません。武雄河川事務所や流域の自治体が参加する六角川治水協議会が開催されましたが、その中で砥川地区の水害の問題についてもしっかり話をしてきており、これからさらに問題解決に向けて力を尽くしていきます。

水害問題については隣接する自治体同士の協力が必要であり、ぜひ首長同士で話をしていただきたい。

そのことについて、六角川流域治水協議会において話をしてきました。砥川の水害問題を解決するには、多久市と江北町の協力が必要になってきます。六角川流域治水協議会の中で、小城市、多久市、江北町と羽佐間土地改良区や国、県の実務者協議をやっていきましょうという話をしてきております。

砥川地区から水害対策に関する要望書を出しているが、それに対して具体的にどのようなことをされたかお聞きしたい。

一つ目は、国に対して牛津川の増水に伴うポンプ停止のタイミングを一斉に行うのではなく、ずらすことができるように要望を行っています。満神排水機場は下流になるので、ギリギリまで排水できるように要望しています。二つ目は、隣接自治体との協力体制を築くためにこれまで働きかけをしてきた中で、今回の六角川流域治水協議会において、今後実務者協議を行っていくということになりました。

多久市、小城市、江北町が同じテーブルで水害対策について話をすることになったことは大いなる第一歩と考える。この2市1町は水害における運命共同体と考える。大雨の際、早い時期から満神排水機場での排水を開始し、事前落水を行えば、多久市、江北町の方にも良い影響があると考える。

砥川の水害問題を解決するには、多久市と江北町との協力が必要になってきます。六角川流域治水協議会の中で、小城市、多久市、江北町と羽佐間土地改良区や国、県の実務者協議をやっていきましょうという話をしてきており、これから本格的に話をしていくことになります。

消防団の訓練内容を見直していただけないか。ポンプ操法の訓練などの重要性も分かるが、消火栓を使った初期消火の訓練など、より実務的な訓練を希望する。また、サラリーマンが増えているため、夏季訓練前の頻繁な訓練には参加が難しく、団の運営が難しくなっていることを理解していただきたい。

社会的に働き方改革が進められており、消防団のあり方についても現状に沿った内容に変えるべきところは変える必要があるかもしれません。この問題については、消防団の方にお伝えさせていただきます。

河川の越水情報などは早めに情報提供をしてほしいし、情報発信の方法については、防災行政無線、メール、アプリなどだけではなく、以前のように職員や消防団の方が車で回りながらお知らせする方法などができないでしょうか。

窓を閉め切っていると防災行政無線の放送が聞き取れないという話をよくお聞きします。避難所開設などの事前準備の情報を流す場合は、防災行政無線も有効と考えていますが、御指摘のように防災行政無線だけでは十分ではないと認識しているため、さまざまな手段を用いて情報発信をしていきたいと考えています。緊急的な場合は私自身が放送をすることもあります。
消防団の方は大雨などの災害が発生しそうな場合は、市役所に詰めていただいており、団員による巡視なども行われています。今後も消防団との連携を図りながら、対応していきたいと考えております。

牛津地区(令和5年6月1日・15日)

牛津地区

牛津駅周辺の改修事業により、駐車場が無くなるとのことですが、利用されている方々が不便になるので再度検討をお願いしたい。

送迎時の一時的な駐車場については、ロータリーの動線を延長したことにより解消すると考えております。
長時間利用される駅利用者駐車場の件については、重要な問題と認識しています。今後利用していく中で問題等を確認し、駐車場として利用できる土地があるか等検討していきたいと考えています。

牛津駅の跨線橋(こせんきょう)は雨ざらしのため、屋根の設置をお願いしたい。

このことについても、不便な状況を認識しており、現在検討をしているところです。

以前から要望されていると思いますが、牛津駅南側に乗入口の設置をお願いしたい。

南側からの駅への乗入れについては、JRとの協議が大前提となりますが、今後検討していきます。

来年、小城市で国スポや全障スポが開催されます。またフットボールセンターも完成するので、牛津駅の改修については、バリアフリー化を進め、どのような方にも優しい駅づくりを今後も目指してほしい。また、併せて小城市の南の玄関口にふさわしい駅づくりを目指していただきたい。

今後も、さまざまな面で牛津駅の改善を検討していきたいと考えています。

牛津江川の改良や排水機場のポンプの増設を要望したい。また、近年のような膨大な量の雨が降った際に、上流の方から牛津江川に集まってくる水量を受けきれない。牛津江川の容量では足らないことを県に伝えていただきたい。

県河川のため、県の方に要望を行っていきます。以前、県の方から牛津江川の整備計画はある程度完了していると説明を受けましたが、令和元年、3年のように大きな水害が発生しており、まだまだ牛津江川の改良が必要と考えています。今後も要望を行っていきます。

今回の牛津駅の改修については、平成28年度に策定された基本構想に基づいているか。

基本構想の策定は有識者の方々に集まっていただき、牛津拠点地区の市街地活性化を図るために提案を行っていただいたものであり、その内容も考慮して市で整備計画を策定しました。
その整備計画に基づき、事業の計画変更などを行い進めているところです。
ご質問の牛津駅前広場の改修については、構想にありますように駅交流核の機能強化として多様な人々が集まり顔を合わせ交流する駅舎・広場として整備するものです。

フットボールセンターを作ったことにより、元々あった田が有する9,000立方メートルの貯水能力が失われるので影響があると思われる前満江地区に貯水施設を作るべきでは。

フットボールセンター建設に伴い貯水能力を損なわないように以下の対応を考えています。(1)駐車場等を調整池として利用し2,118立方メートルの貯水能力を確保します。(2)サッカー場を30cmの縁石で囲むことで、サッカー場自体に6,000立方メートルの貯水能力を確保します。(3)隣接する総合公園内のため池に繋がる水路を開放し、ため池に約2,400立方メートルの貯水能力を確保します。

牛津駅周辺の改修事業により、駐車場が無くなるとのことですが、利用されている方々が不便になるので再度検討をお願いしたい。

送迎時の一時的な駐車場については、ロータリーの動線を延長したことにより解消すると考えております。
長時間利用される駅利用者駐車場の件については、重要な問題と認識しています。今後利用していく中で問題等を確認し、駐車場として利用できる土地があるか等検討していきたいと考えています。

水害軽減のため、小城市北部のため池の放流や事前放流などについて行政が積極的に協力を要請していただきたい。

事前放流などについては、流域で取組に協力してもらわないといけません。満神排水機場エリアでは組織を設けているが、そういった協力体制をしっかりと考えていく必要があると思います。

三里地区(令和5年6月9日・14日)

牛津川遊水地事業のことについて、地元住民へ丁寧に説明をしていただきたいし、地元住民に寄り添って進めていただきたい。

令和元年度、3年度の水害を経験し、ポンプの増設等の対応だけでは水害を防ぐことができなくなっているため、市と国で牛津川遊水地事業を進めてきました。それに伴い移転していただく住民の方々には、先祖伝来の土地を離れられることに対し、市としてしっかり配慮していくよう考えています。移転された後が特に大事だと考えておりますので、市の方でしっかり対応していきたいと考えています。

三里地区の定住促進の施策等を考えていただきたい。

三里地区は自然がたくさんあり、これは市外へ向けてアピールできる点と考えています。三里地区には三里まちづくり協議会がありますので、官民一緒に三里地区の定住促進について検討していければと考えています。

久蘇の交差点に右折レーンが無く、渋滞になっているので改良できないでしょうか。

県道のため、県に要望を行いたいと思います。

小城駅南に住宅地の開発が進んでいるため、周辺道路の渋滞緩和を検討していただきたい。

今後佐賀唐津道路の建設が進んでいく中で、そのことについても検討していきたいと思います。

岩松にある給食センターの跡地利用はどうなるか。

市民病院の跡地利用のこともあるため、一体的に検討していきたいと考えています。

オスプレイ配備の駐屯地建設に使う土砂の採取を佐賀市、唐津市、神埼市から行うと報道があった。唐津市からの運搬ルートはどうなるか。

このことについて、報道され初めて知りました。今後の動向に注視していきたいと考えております。

牛津川遊水地事業により三里地区への今後の影響はどうか。特に小学校の存続に影響はないか気になっている。

牛津川遊水地事業の影響により、三里小学校が廃校になったり、統合されるというような話はありません。

牛津川遊水地事業により移転される方の移転に伴う経費等がかなり高くなるように聞いている。市の方で配慮できないか。

市の方で移転先の分譲地を造成することになるが、なるべく分譲地の単価が下がるように対応していきたいと考えています。

牛津川遊水地事業の集団移転先となる小隈と坂井地区に対し、早期に、そして丁寧に説明をしていただかないとさまざまな問題が生じている。

移転される地区の方々への説明会については、これまで回数を重ね、丁寧に行ってきましたが、御指摘のように受け入れ地区への説明が充分ではなかったと認識しました。これから対応していきます。

三里の変形四つ角の改良や久蘇の交差点の右折レーンの設置については、ぜひともお願いしたい。

県道のため、県に要望していきたいと思います。

OgiOgiアプリでの情報発信について紹介されたが、スマホを使えない高齢者もいるので配慮をお願いしたい。

これまで同様市報などの紙媒体での情報発信も充実させていきます。OgiOgiアプリについては、防災行政無線の放送内容をデータで配信しているので、大雨や台風の際に窓を閉め切って聞こえない時でもスマホで情報を見ることができます。緊急時における防災行政無線の放送は、市民の皆様にとって大変重要な情報を発信しているため、ぜひアプリを入れていただくようお薦めしているところです。

県立大学の誘致についてどのように考えているか。

小城市は駅があり有利と考えています。ただし、大学誘致には市の財政的な負担も発生するので、そのあたりの情報を把握していく必要があると考えています。

桜岡地区(令和5年6月9日・14日)

桜岡地区

市民病院(公立佐賀中央病院)を多久市に建設することになった理由は。

小城市の方が人口が多いので、小城市に建てるべきではとの意見もありましたが、医療過疎地を作らないように医療の地域バランスを配慮したことや、多久市が相応の負担割合を持つことを了承されたので、最終的に小城市との近さにも配慮した形で多久市(東多久町)に建設することになりました。

高齢者等が公立佐賀中央病院へ行く際の交通手段を確保するべきでは。

小城市民病院に通われていた方が新病院に行かれる際の交通手段について課題として捉えています。交通手段の確保について協議していきたいと考えています。

佐賀バルーナーズ等のプロスポーツチームとの交流を進めてはどうか。

佐賀県にはプロスポーツチームが3団体(サガン鳥栖、佐賀バルーナーズ、久光製薬スプリングス)ありますが、小城市はサガン鳥栖、バルーナーズと協定を結んでいます。サガン鳥栖はサッカー教室などを開催していただいております。一流の選手との触れ合いは、子どもたちにとって貴重な体験になると思いますので、今後も交流を促進していきたいと考えています。

小城市の国際交流をさらに進めてはどうか。

現在、小城市は中国浙江省海鹽(せっこうしょうかいえん)県と国際交流をしており、子どもたちの書道・絵画の作品交流などを行っています。今年の7月にはドイツのスポーツ少年団が小城市を訪問されることが決まっており、小城市でホームステイも行われます。今後もさまざまな形で国際交流を進めていきたいと考えています。

フットボールセンター建設の経緯について聞きたい。

2面の人工芝サッカー場を整備することで、スポーツを核にして既存施設であるアイルの再活用を進めていきたいと考えています。アイルの温泉や周辺の医療施設、宿泊施設も一体的に活用しながら、フットボールセンターを地域交流拠点とし、市民が活動・活用していく場となるような仕掛けづくりをしていきたいと考えています。

小城市は高齢化が進んでいると思うが、安心して住み続けることができるようにお願いしたい。

小城市だけでなく、全国的に高齢化や空き家の増加が大きな課題になっている。市としては空き家バンクの制度を作るなど、空き家の対策も行っていますし、生活支援体制整備支援事業のような市民との協働事業も進めており、高齢者が安心して住み続けることができるように支援していきたい。

岩松地区(令和5年6月27日・29日)

岩松地区

区長文書を戸別配送に変更できないか。当地区の文書配布の方法は、回覧しながら各自で文書を取ってもらう方式だが、地区住民の高齢化の進行や長期間不在の方などがいて、文書配布がうまくいかなくなっている。

10年ほど前に区長文書を戸別配送に変更してほしいとの意見があり、当時の区長連絡協議会に図ったところ、反対の意見が多く実現に至りませんでした。ただし、当時とは違う状況や意見もあると思いますので、今後も検討していく課題と考えています。

岩松地区は下水道の対象地区からはずれ、合併浄化槽になると聞いている。環境面からいうと下水道の方が良いのではないか。以前から下水道が整備されることを待ち望んでいた。下水道整備が行われないのであれば、側溝等に流れ出る水が、綺麗にならないのではないかと危惧する。そのため、下水道整備を行わないのであれば、側溝を綺麗に保つための整備をお願いしたい。

下水道区域の変更については、人口減少や公共下水道整備に係る国からの補助金交付の見直しにより、市の下水道整備計画を見直しする必要が生じました。当初の下水道全体計画(下水道で整備する区域)を見直し、下水道区域以外を市営浄化槽整備区域として、市で合併浄化槽を設置し、維持管理していく市営浄化槽へ転換を図り、下水道と合併処理浄化槽を組み合わせた効率的で経済的な汚水処理施設整備を行うことにしました。合併浄化槽の処理水は、微生物による処理と消毒を行いますが、国においても下水道処理場からの水質と比べほぼ同程度とされていますので、通常の使用をされれば側溝が不衛生になることはないと考えています。また、下水道は整備に長期化が予測されますが、合併浄化槽の利点として、短期間で整備ができるので、早期にサービスが開始できるメリットもあります。

スマートインターチェンジができて便利になったと思うが、北浦地区の道路が狭く、大型車の離合などが難しい状況にある。せめて通行上邪魔になっている樹木の伐採だけでもしてほしい。また、カーブミラーも見えにくい状況になっており、改善をお願いしたい。

今後もスマートチェンジに至る道路の安全面に配慮していきたいと考えています。道路の拡幅や通行の邪魔になっている樹木の伐採等については県の方にもお願いしていますが、地権者の方の協力が必要になります。スマートインターチェンジが完成し、多くの市民や市外の方も利用されているので、さらにより良いものにしていく必要があるため、ぜひ地元のみなさんの御協力をお願いします。カーブミラーについては、担当者の方で後日現地確認を行い、改善をしたいと思います。

地区担当者の市職員とどういう形で連携をとれるか考えている。地区担当者の役割等についても教えてほしい。

地区担当者の制度を作った意図としては、職員に地域のことを知ってほしいということと、区長と顔が見える関係作りをしてほしいという思いからでした。職員にとって勉強になる機会と考えていますので、今後も地区担当制度の目的等について職員に話をしていきたいと思います。

松尾山付近の土砂災害の復旧工事により斜面をきれいにしていただいた結果、雨水の流れが速くなり、大量の水が一気に下流に流れるようになり、排水が追い付かず、民家に水が浸入する事案が発生している。

令和元年度や3年度のような急激な雨が降った場合には、市内の多くの水路で排水が追い付かない状況になり、内水氾濫が生じています。改善していくためには、ある程度長期的に対応していくことになると考えています。短期的にできる取組として、家への浸水を防ぐために土のうを設置するなど、事前の対策についてもお願いできればと思います。

岩松支館は地域にとって必要な施設なので、ぜひ残してほしい。現在の給食センターを支館として活用できないかも検討していただきたい。

現在の給食センターの活用については、今後検討していくことになります。岩松支館が地域にとって大変重要なものと理解していますので、地元の方々の意見を聞きながら検討を進めていきたいと考えています。

晴田地区(令和5年7月4日・6日)

晴田地区

障がい・福祉についての相談で地域包括支援センターに相談したところ、65歳未満は対象ではないと言われた方がいる。地域包括ケアシステムは高齢者のみを対象とするものではなく、生活困窮者、病気を患った方や障がいがある方等の社会的弱者を支えるシステムだと思います。市役所の担当課や別の相談先を案内する等の方法をとり、市民に寄り添った対応をするなど、安心に暮らせる地域包括ケアシステムの構築をお願いしたい。

どのような制度になっているか確認し、改善が必要であれば改善します。なお、今回のケースでは、「できません」という回答で終わることなく、どのようにしたらできるかを考えることが必要だったと考えます。結果的にできないということはあるかもしれませんが、別の相談先を紹介するなどの配慮が必要だったと考えます。職員に対し、市民目線で目配り・気配り・心配りを意識した行政サービスを行っていくように伝えます。市民の皆様がいつまでも安心して生活できるように、今後も対応していきたいと考えます。

猫のことでさまざまな被害を受けていると区民から相談を受け、市の担当課へ相談したが、どのように対応したかの報告が無いので、その後の経過や結果を区長等に報告していただきたい。また、地域猫に対する市の取組内容について、市民に周知をしていただきたい。

近年、小城市内の各地区で飼い主のいない猫の問題が取り上げられています。これ以上飼い主のいない猫を増やさないためにも、獣医や動物愛護団体などの協力を得て、飼い主のいない猫の去勢・避妊手術を行い、術後は再度地域に帰しますが、地域に戻った猫は地域猫として地域の方々に適正に管理され、一代限りの生を全うすることになります。去勢・避妊手術を行うことで、飼い主のいない猫を徐々に減らしていく取組の内容について、飼い主のいない猫に起因する被害を受けている地域の皆様にも理解を図っていきたいと考えています。

運動公園跡地の雑草や樹木について、景観に配慮して除草・伐採の対応をしていただきたい。また、活用についてはプロジェクトチームで検討されていると思うが、その結果はどうなったのか。

景観や防犯等の面から除草・伐採の対応は必要だと考えます。運動公園跡地は、電気・水道等の基盤整備がないため、今の状況では活用の幅が限られています。プロジェクトチームでは、民間企業とのタイアップを検討していくべきとの話も出ているので、民間参入の可能性を探りながら今後も運動公園跡地の活用について検討していきたいと考えています。

大雨の影響で地区内の砂防ダム等に土砂流入があり、埋まってしまっている。農村整備課に現場を見てもらっているが、ぜひ復旧に協力いただきたい。

すでに農村整備課で現地を確認していることから、引き続き市としての対応内容を検討していきたいと考えます。

畑田交差点が渋滞するので、改善できないか。

畑田交差点の渋滞については十分認識をしています。渋滞を避けるため、抜け道として街中に入ってくる車があり、事故も起こっているので心配しています。国道203号線の渋滞緩和については、国・県とともに改善に向けて進めていきたいと考えています。

通勤時の抜け道として、晴田小学校通学路が利用されており、子どもたちにとって危険度が増していると考える。グリーンベルトを設置するなどの対応ができないか。

建設課において、補助事業での対応を検討しているところです。

三日月地区(令和5年7月18日・20日)

三日月地区

市の有料ゴミ袋ではなく、スーパー等で購入するレジ袋を再利用して、レジ袋ででゴミを出せるようにしてはどうか。

レジ袋を再利用できるようにするというのは環境面では良い考えだと思いますが、現状は市指定のゴミ袋で出されているゴミのみを収集することにより、市におけるゴミ環境の秩序が保たれていると考えています。どんな袋で出しても構わないとした場合に、地域外の方が小城市内のゴミ収集所に捨てていかれるケースが増えることを懸念します。そのため、今後も市指定のゴミ袋の利用について御理解いただければと思います。

金田地区に地元管理となっているクリークがあるが、管理が行き届いておらず、大雨の際などに不安がある。地元での管理も難しくなってきているので、市の方でどうにかできないか。

クリークなど地元で管理をされている箇所につきましては、皆様の御協力によりこれまで良好に管理してきていただいたことに感謝しております。まずは担当課と現地確認を行い、今後のことについて判断したいと思います。

三日月中学校のグラウンドが手狭なため、広げることができないか。

今後の市のまちづくり計画を考えていく上で、三日月中学校の敷地の拡幅などについても考慮して検討していく必要があると考えています。教育委員会の方でも検討されていると思いますので、協議しながらより良い方向へ進めていきます。

国道203号線の大寺橋交差点から五条に至る道路は歩道が無く大変危険な状況であり、側溝も無いため田畑に雨水が直接流入し、農業生産に悪影響が出ています。このようなことから国道203号線の改善をお願いしたい。

現在大寺橋交差点から北側の方の改修を先に進められており、歩道の設置など改善が進んでいます。全てをいっぺんに解決することは難しいので、できる範囲で少しずつでも改善を進めていただくよう国道事務所などの関係団体へ要望していきたいと考えます。

緊急的な内容を防災行政無線で放送される際、市長の声でしていただいた方が緊迫感が伝わりやすいと思うので、ぜひお願いしたい。

これまでも何度か私自身の声で放送を行ったことがありますが、緊急で重要なお知らせをする際は、市民のみなさんにより伝わるように、市長自らの声で放送をした方がよいと考えますので、必要な状況では自らの声で放送を行いたいと思います。

消防団活動の効率化や部の統廃合を進めてもらいたい。効率化や統廃合を進めれば、団員数の確保も図れるのではないかと考える。消防団OBによる機能別団員の活用なども積極的に進めていただきたい。

消防団活動の効率化などについては、全国的に課題になっているようです。国も消防団員の処遇改善などを行い、消防団員の確保のためさまざまな対策を講じています。小城市消防団役員会の方でも、活動の効率化や部の統廃合について検討されていると認識しています。御意見については、消防団の方にお伝えしたいと思います。

野外研修センターの老朽化が進んでいるので改修をお願いしたい。また、周辺の道路も大雨のため被害が出ている箇所があるので改修をお願いしたい。

合併前に建設された施設の老朽化が進んでいることを承知しています。野外研修センターは豊かな自然の中にあり、景観が素晴らしいなど、施設ごとに持っているポテンシャルがあるので、さらに良いものにしていくために民間の力をお借りできればと考えています。民間の方が考えるさまざまなアイデアを取り入れ、ビジネスとして利用できる施設になればと考えています。ただし、そのためには、インフラの整備など解決しなければならない問題があると考えています。

野外研修センターから藤隠れの滝に至る道路は大雨により流れてきた土砂が堆積しているので、改修をお願いしたい。

大雨による被害であれば、対応が必要と考えます。まずは現場を確認し、今後の対応を検討したいと思います。

給食費の無償化や医療費助成の対象を高校生まで広げるなど、国の支援などが無くても小城市独自で少子化対策を進めていただきたい。

どの自治体も少子化対策に対してさまざまな検討を進めているところです。佐賀県市長会の中でも議題に上がっています。少子化対策については、自治体ごとに内容が変わることはあり得ます。恒久的な財政負担が生じるので、国の支援などは検討材料になると考えていますし、将来的に市にとってより良い方向に進むように検討していきます。

市長選と市議選を同日開催にできないか。そうすれば、投票率のアップにつながるのではと考えます。

市議選と市長選が1年ずれているのは、議員の方々は、在任特例により合併1年後に選挙があったためです。このことについては、御理解をいただきたいと思います。

芦刈地区(令和5年7月25日・27日)

芦刈地区

先生達の業務がかなり増えており、残業も増えているため、業務の削減を進めてほしい。その一環として、給食費の公会計化の導入を要望する。文部科学省から給食費の公会計化を進めるよう自治体に通達が出されていると思う。鳥栖市は令和5年度から給食費の公会計化を始められており、唐津市も検討を始められているとのこと。

先生方の業務量がかなり増えているという認識はあります。現在、部活動の地域移行など、学校における働き方改革が少しずつ進められていると思います。学校の働き方改革については更に進めていくべきと考えますし、給食費の公会計化についても教育委員会に状況を確認し、進めていければと考えます。

老朽化が進んでいる学校では、さまざまな部分で不具合が生じているが、応急処置で対応している状況にあり、早急に抜本的な改修が必要と考える。また、学校内のトイレの数が足りていないし、洋式トイレも少ないので改善してほしい。

合併後、市では学校の建替事業を優先して行い、合併特例債という通常より有利な借入金を利用して、いくつかの学校の建替を終えています。今後はかなりの財政負担が生じるため、どうしても優先順位を考えながら進めていかざるを得ないと考えています。また、トイレの問題についても改善していかなければならない問題と認識していますので、教育委員会に伝え、進めていければと考えています。

芦刈町は過疎地域に指定されているため、早急にまちづくりを進め、過疎から脱却できるようにしてほしい。

まずは、集落支援員の方を中心にまちづくり活動が活性化すればと考えています。市では、芦刈町の三王崎周辺を居住誘導区域に設定しています。有明海沿岸道路の建設等により交通の利便性が高く大変ポテンシャルの高い地域と考えていますので、まずは三王崎周辺の居住誘導区域を軸にまちづくりを進めていければと思います。

狸が住みついている空き家の隣の方から、狸の糞のにおいなどに困っているのでどうにかしてほしいと相談を受けた。市の方から空き家の所有者の方に連絡をしていただいているとのことだが、早期の解決をお願いしたい。

有害鳥獣に指定されているので駆除は可能と考えます。ただし、空き家となっている個人の所有地に勝手に入ることはできません。現在空き家の所有者に家屋及びその敷地の適切な管理をしていただくよう連絡をしているので、その回答を待って対応していければと考えます。

以前、芦刈町の周辺には学校の冒険広場や親水公園などの遊び場がたくさんあったが、今は無くなっており、近隣の佐賀市や白石町などの公園に子どもを連れていっている。今後芦刈町に公園などの遊び場を作る計画はないか。

芦刈町の過疎対策やまちづくりについて考える中で、芦刈町内の遊び場の確保についても検討する必要があると考えています。居住を誘導するためには、子育てしやすい環境を整える必要があると考えますので、今後の検討課題にさせていただきたいと思います。

子どもを地元の保育園等に入れたいが、点数制のため、なかなか希望どおりには入れない。地元に愛着があり戻ってくる方々が地元で子育てができるような仕組みを作り、地元に戻ってきたくなるような施策を考えてほしい。

地元の保育園等に入れるようにしてほしいという意見はよく聞きます。現在のところ、保育施設入所調整基準に基づいて利用調整が行われており、基準を順守することにより公平・公正な決定がなされていると考えます。ルールを変更することにより、新たに影響が出る方々も出てきます。他自治体との均衡を図ることも必要であり、今後も慎重に対応していきたいと思います。

入園(所)申請や子育てに関する手続きでは、現在も紙での申請が多いので、デジタル化を進め効率化を図ってほしい。入園(所)申請等をされる世代の方々は、デジタルでの手続きに慣れていると思います。

デジタル化はあらゆる分野で進行しており、将来的にはさまざまな申請手続きをスマホひとつでできるようにし、みなさんの利便性の向上を図りたいと考えていますので、しっかりと対応していきたいと思います。

芦刈町内にスーパー等の店があれば大変助かる。車を持っていない方は買い物が大変なので、まちづくりを考えるうえで、スーパー等の誘致を検討していただきたい。

芦刈町は、有明海沿岸道路の建設で交通の利便性が向上し、今後も道路ネットワークが延伸されるので、大変ポテンシャルの高い地域と考えています。将来的に佐賀唐津道路の建設も始まり、有明海沿岸道路と繋がれば、芦刈町への居住者が増え、スーパー等の民間事業者の進出につながることを期待します。まずは道路ネットワークの早期建設を目指して尽力していきたいと思います。

市外から転入してきたが、クリークの水が汚く、時には赤紫の草が茂り異臭を放っているので改善できないか。

クリークの水は農業用水として重要な役割を果たしています。農業用水として常に水を溜めておかなければならないので、時期によっては水が流れずに淀んでしまうこともあると思います。クリークの水は農業を行う上で必要不可欠なため、御理解いただければと思います。

学校の安全対策を進めていただきたい。防犯カメラの設置等を検討してほしい。

芦刈観瀾校については、地元企業から寄附をいただき、防犯カメラを設置されていますが、他の学校については現在設置されていません。なお、最近、芦刈町内の個人の方から地区内の防犯活動等の支援を目的に多額の寄附があり、芦刈地区内の防犯体制の整備はさらに進んでいくものと考えます。他の学校についても、生徒が安全に学校生活を送ることができるように、常に安全対策を講じるべきと考えます。

芦刈町内の避難所に指定されている「ひまわり」や「あしぱる」は、垂直避難ができない施設になっている。災害の性質によっては垂直避難が必要になる場合もあると思うので、芦刈文化体育館を避難所に指定するなど検討していただきたい。

市では、指定避難所として現在34箇所の避難所を指定しています。その中に芦刈文化体育館も含まれています。災害の状況、程度に応じて市で判断し、避難所を開設します。開設する際は、防災無線での放送やホームページ、OgiOgiアプリなどでお知らせしますので、御確認いただき早目の避難をお願いしたいと思います。

問い合わせ

小城市役所 総合戦略課 秘書広報係(西館2階)
〒845-8511 佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
電話番号:0952-37-6113 ファックス番号:0952-37-6163
メール:kouhou@city.ogi.lg.jp
 

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