ノロウイルスによる食中毒に気をつけましょう
更新日:2025年4月 1日
食中毒は夏だけではありません。ウイルスによる食中毒が冬に多発していますので、気をつけましょう。
ノロウイルスの感染経路と症状
- 食品からの感染
感染した人が調理などをして汚染された食品や、ウイルスの蓄積した加熱不十分な二枚貝などから感染。 - 人からの感染
患者のふん便やおう吐物からの二次感染や、家庭や施設内などでの飛沫などによる感染。 - 主な症状
吐き気、おう吐、下痢、腹痛、微熱が1~2日続く。感染しても症状の無い場合や、軽い風邪のような症状のこともある。
乳幼児や高齢者は、おう吐物を吸い込むことによる肺炎や窒息にも要注意。
ノロウイルスによる食中毒のポイント
- 調理する人の健康管理
普段から感染しないように食べものや家族の健康状態に注意する。症状があるときは、食品を直接扱う作業をしない。 - 作業前などの手洗い
洗うタイミングは、トイレに行ったあと。料理をする前。料理の盛り付けの前。次の調理作業に入る前。 - 調理器具の消毒
洗剤などで十分に洗浄し、熱湯で加熱する方法またはこれと同等の効果を有する方法で消毒する。
ノロウイルスの感染を広げないためにおう吐物などの処理方法
患者のおう吐物やおむつなどは、次のような方法で、速やかに処理し、二次感染を防止しましょう。ノロウイルスは空中を漂い、口に入って感染することがあります。
- 使い捨てのマスクやガウン、手袋などを着用します。
- ペーパータオル等で静かに拭き取り、塩素消毒後、水拭きをします。
- 拭き取ったおう吐物や手袋などは、ビニール袋の中で塩素消毒液に浸します。
- しぶきなどを吸い込まないようにします。
- 終わったら、ていねいに手を洗います。
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