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熱中症に注意しましょう

更新日:2020年5月29日

熱中症とは

高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破たんするなどして発症する障害の総称です。重度の熱中症は命にかかわり、昨年は日本国内で死亡事例が発生しています。しかし、熱中症に関する正しい知識を活用すれば予防することが可能です。また、熱中症になっても適切な応急手当を実施することで症状を軽減できます

熱中症の症状

分類 治療の必要性 症状
I度    (軽症) 現場の応急処置で対応できる  めまい・失神(立ちくらみ)、筋肉痛・筋肉の硬直、手足のしびれ・気分の不快
II度   (中等症) 病院への搬送が 必要 頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
III度   (重症) 入院して集中治療の必要性がある

II度の症状に加え、
意識障害・けいれん・手足の運動障害、高体温、肝機能障害、腎機能障害、血液凝固障害

(環境省熱中症予防サイトより)

暑さ指数とは

暑さ指数(WBGT)は、Wet Buib Globe Temperatureの省略です。人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、(1)湿度 (2)日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境 (3)気温 の三つを取り入れた指標です。単位は度で示されますが、気温とは異なります。

図:暑さ指数を用いた熱中症予防のための運動指針

暑さ指数の図。21度までならほぼ安全、22から25度は注意、23から28度は警戒、29から31度は厳重警戒、31度以上は危険

♦暑さ指数に関する詳しい情報、全国の暑さ指数予測は、「環境省熱中症予防情報サイト」よりご覧いただけます。

熱中症の予防法

暑さを避けましょう 日陰を選んで歩いたり、すだれ・カーテンで直射日光を避けるなど、生活環境を工夫しましょう。

風通しのよい軽い衣服が最適 衣服は軽く、通気性のよい素材で、熱を吸収しにくい白系統ものが適しています。外出時は、帽子や日傘などで直射日光を防ぎましょう。

こまめに水分・塩分を補給しましょう 暑い日は、知らぬ間に汗をかいていますので、こまめに水分を補給しましょう。特に、湿度が高い日などは、十分な水分と塩分、必要に応じてスポーツ飲料を補給しましょう。

急に暑くなる日に注意。暑さに備えた体作りをしましょう 熱中症は、突然気温が上がった日や、梅雨明けの蒸し暑い日によく起こります。この時期は、体が暑さに慣れていないため熱中症が起こりやすいのです。久しぶりに暑い環境下で活動するときは特に注意が必要です。また、熱中症の発生にはその日の体調も影響します。日ごろから正しい生活を心がけ、無理のない程度の軽い運動をし、暑さに負けない体づくりをしましょう。

マスク着用について:夏季の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなる恐れがあります。このため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2メートル以上)が確保できる場合には、熱中症のリスクを考慮し、マスクをはずすようにしましょう。マスクを着用している場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心掛けるようにしましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、適宜、マスクをはずして休憩することも必要です。(環境省、厚生労働省より)

新型コロナウイルス感染症の感染予防と熱中症予防:新型コロナウイルス感染症を予防するためには、冷房時でも換気扇や窓解放によって換気を確保する必要があります。この場合、室内温度が高くなるので、熱中症予防のためにエアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。また、日ごろの体温測定、健康チェックは、新型コロナウイルス感染症だけでなく、熱中症を予防する上でも有効です。体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。(環境省、厚生労働省より)

♦「新しい生活様式」における熱中症予防行動についてのチラシは、厚生労働省]熱中症予防行動よりご覧いただけます。

 

高齢者や小児、幼児は特に注意が必要

高齢者の場合は、体温調節機能が加齢により低下し、暑さに対する抵抗力が低下しています。また、のどの渇きを感じにくくなるため、特にこまめに水分を摂ることが必要です。 小児・幼児の場合は、体温調節機能や汗腺の能力が十分に発達しておらず、高齢者と同様に熱中症のリスクが成人よりも高いので、保護者が十分に観察し、水分を補給してあげるなど適切な処置が必要です。

発生事例

熱中症は誰でもなる可能性があります。このページでは、実際に発生した熱中症の事例のなかから4例を挙げています。(事例は、環境省熱中症環境保健マニュアル2014から抜粋しています。)

事例1:子どもの発生事例

Aちゃん(幼児)はお母さんと公園を散歩したあと、帰るために車の後部座席に乗りました。お母さんが後部座席のドアを閉めたところ、原因不明ですべてのドアが施錠されました。カギも運転席に差したままで開錠できなくなりました。[平成27年6月、気温25.4度]

少しの間でも子どもを車内に残さないようにしましょう。また、車を降りる際は鍵を持って降りましょう。

 

事例2:高齢者の発生事例

21時ごろ、娘が母親Bさん(70代女性)の家を訪問すると、居室内でぐったりしているBさんを発見しました。[平成27年7月、気温28.0度]

室内でも熱中症を発症する危険性があります。暑いと感じたら無理をせず、扇風機やクーラーを上手に使用しましょう。

 

事例3:労働者の発生事例

Cさん(60代男性)は8時ごろから屋外で工事現場の作業をしていました。14時ごろに手に力が入らない症状があり休んでいましたが、その後全身性のけいれん症状が発生しました。[平成27年6月、気温26.0度]

炎天下での作業時には水分・塩分補給をしっかり行いましょう。少しでも体調不良を感じたら、無理をせずに涼しいところに避難し、十分な休憩をとりましょう。

 

事例4:運動中の発生事例

Dくん(小学生男児)は、小学校の運動場でサッカーの練習をしていました。その途中で悪心、頭痛、脱力感を感じました。Dくん以外の3名も同様の症状を訴えました。[平成27年7月、気温30.7度]

クラブ活動等では、複数の生徒が熱中症で救急搬送されています。指導者等は無理のない活動に配意しましょう。

 

熱中症、熱中症予防については環境症のホームページなどに詳しく掲載されています。下記のリンクよりご覧ください。

 

 

 

 

 

 

問い合わせ

小城市役所 健康増進課 (西館1階)
〒845-8511 佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
電話番号:0952-37-6106 ファックス番号:0952-37-6162
メール:kenkouzoushin@city.ogi.lg.jp
 

※「用語解説」に関するご質問・ご要望は、Weblioへお問い合わせください。

関連情報へのリンク

〇熱中症に関するリンク

[環境省]熱中症予防サイト  暑さ指数、熱中症予防・対処方法、暑さ対策ほか

[気象庁]熱中症から身を守るために  気温の予測情報、天気予報、気温の観測情報ほか

[厚生労働省]熱中症関連情報 4か国語のリーフレット、障がいをお持ちの方のリーフレットほか

[厚生労働省]「健康のため水を飲もう」推進運動  「健康のため水を飲んで、熱中症や脳梗塞などの重大な事故から尊い人命を守る」といった運動を広く展開。ポスター・チラシ、水と健康の基本情報ほか

[厚生労働省]職場における熱中症予防対策 職場における熱中症予防対策マニュアルほか

[総務省消防庁]熱中症情報 熱中症による救急搬送状況(週別推移)ほか

 

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