小城市の下水道普及啓発活動
更新日:2025年7月 4日
下水道はわたしたちの生活に欠かせないものですが、普段の生活で施設を目にする機会がなく、その役割や重要性に中々気づきにくいのが現状です。しかし、下水道があることで、わたしたちの住む街の自然環境が守られ、また日々衛生的で快適な生活を送ることができています。
小城市では、下水道の役割や重要性について市民の皆様にご理解いただくため、市内のさまざまな場所で下水道普及啓発活動を行っています。
下水道接続促進訪問
下水道の供用開始から3年を経過した地域の住宅等を対象に下水道課職員が訪問し、チラシ等で説明しながら下水道への接続をお願いしています。
供用開始区域の建物所有者は、汲み取り便所は供用開始の日から3年以内、単独浄化槽や合併浄化槽は供用開始の日から遅滞なく下水道へ接続することが、下水道法で定められています。下水道は、各家庭が接続することによって初めてその力が発揮されます。下水道への接続は、家庭の水回りだけでなく、地域の生活環境の改善にも大きな効果を発揮します。
下水道課では年間1000件以上の接続促進訪問および現地調査を行っていますが、それでもなお小城市の下水道接続率は7割程度となっています。一日も早い接続にご協力いただきますようお願いします。
また、訪問時に公共桝の点検を合わせて行っています。職員が公共桝の設置場所まで立ち入ることがありますので、ご協力いただきますようお願いします。
※市の職員が訪問する際は、職員証を携行しています。接続促進訪問で、工事費等の金銭の要求などを行うことはありません。市職員を名乗る不審な電話や訪問にご注意ください。
下水道・農業集落排水接続率
75.6%
※令和7年3月31日時点
下水道個別相談会・パネル展示
下水道未接続の方や、浄化槽の設置、帰属を検討されている方、また下水道に興味がある方を対象に、個別相談会を開催しています。相談会では、下水道課の職員が相談者一人ひとりの状況に応じてご質問にお答えします。「下水道に接続したいけど、何から始めればよいのか分からない」「自宅のトイレを水洗化したい」「今使っている合併浄化槽を市に寄附(帰属)したい」など、気になっていることや疑問があれば、気軽にご相談ください。また同時期に、下水道や浄化槽の役割や仕組み、各市町のマンホールの紹介などのパネル展示を行っています。
※相談会・パネル展示の内容は変わる場合があります。
個別相談会・パネル展示の様子(ゆめぷらっと小城にて)
市内小学校への下水道出前教室
下水道教育、普及促進の一環として、下水道事業区域内にある小学校の4年生を対象とした下水道教室を、9月10日の「下水道の日」に合わせて開催しています。
下水道課の職員が講師となり、下水道の仕組みや下水道の正しい使い方などを紹介しています。また、マンホール見学や簡単な実験、下水処理施設で処理する過程の汚水の観察など、目で見て体験して下水道をより身近に感じてもらい、下水道を大切に使用してもらえるよう活動しています。
水じゅんかんフェアの開催
市民の皆様の水循環への理解、関心を深め、下水道や浄化槽の普及促進を図るため「水じゅんかんフェア」と題し、佐賀県下水道課と共同でPR活動を行っています。小城市では、毎年11月に開催される小城市牛津産業まつりにてイベントブースを出展しています。例年、下水道・浄化槽に関する相談コーナーを設置するほか、小城市マンホールデザインの缶バッチ制作や小城市マンホールデザインのコースターの配布なども行っており、小さなお子様も楽しめる内容となっています。
※イベント内容は変わる場合があります。
水じゅんかんフェアの様子
問い合わせ
小城市役所 下水道課 (東館2階)〒845-8511 佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
電話番号:0952-37-6122 ファックス番号:0952-37-6174
メール:gesuidou@city.ogi.lg.jp
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