風疹ワクチンの予防接種費用を助成します
更新日:2025年4月 8日
1962(昭和37)年4月2日〜1979(昭和54)年4月1日生まれの方はこちらをご覧ください。
妊娠を希望される方、妊婦の同居者の方へ
妊娠初期(妊娠20週頃まで)の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風しん症候群」(耳が聞こえにくくなる、生まれつき心臓に障害がある、目が見えにくくなるなど)になる可能性があります。「先天性風しん症候群」の発生を予防し、女性が将来も安心して妊娠・出産できるように、妊娠を希望する女性と妊婦の同居者に風しんの抗体検査・予防接種を受けるための費用を全額助成します。
助成を受けるためには、窓口(こども家庭課)で事前申請が必要です。
対象者
抗体検査
(1)妊娠を希望する女性
(2)風しん抗体価が低い※妊婦の同居者
ただし、以下の方を除きます。
- 過去に風しんの抗体検査を受けたことがある方
- 明らかに1回でも風しんの予防接種歴がある方
- 検査で確定診断を受けた風しんの既往歴がある方
- 現在妊娠中の方
- 未就学児
予防接種
(1)妊娠を希望する女性で、風しん抗体価が低い※方
(2)風しん抗体価が低い※妊婦の同居者で、風しん抗体価が低い※方
ただし、以下の方を除きます。
- 現在妊娠中あるいは現在妊娠している可能性がある方
- 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性(風しん第5期予防接種対象者)のうち、風しん抗体価がHI法8倍以下または8倍相応の方
- 未就学児
※風しん抗体価が低いとは、HI法16倍以下またはHI法16倍以下相応(EIA法では、EIA価8.0未満または国際単位30IU/ml未満)のことです。
助成内容
抗体検査
風しん抗体検査にかかる費用の全部
ただし助成は1人1回のみです。
(医療機関によっては診察代が必要となる場合がありますが、診察代は助成の対象になりません。)
予防接種
風しんワクチンまたは麻しん風しん混合ワクチン予防接種にかかる費用の全部
ただし助成は1人1回のみです。
対象期間
令和8年3月31日までに受ける抗体検査及び予防接種の費用が全額助成されます。
申請方法
窓口:こども家庭課(市役所西館1階)
時間:8時30分から17時まで(土日、祝日を除く)
事前申請に必要なもの
抗体検査
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証等)
- (2)の対象者は、同居する妊婦の風しん抗体価が低いことを証明できるもの(母子健康手帳または風しん抗体検査結果通知)
予防接種
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証等)
- 風しん抗体価が低いことを証明できるもの(母子健康手帳または対象者の検査結果通知)
- (2)の対象者は、同居する妊婦の風しん抗体価が低いことを証明できるもの(母子健康手帳または風しん抗体検査結果通知)
代理申請に必要なもの
勤務等の理由で代理人が申請される場合は、委任状及び代理人の本人確認書類が必要です。
関連ファイルの委任状をご記入の上、窓口にお持ちください。
(窓口でもご記入いただけます。)
関連ファイル
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日に生まれた男性へ
風しん追加的対策について(第5期定期予防接種)
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性は、これまで風しんの公的な予防接種(定期接種)を受ける機会がなかったため、他の世代に比べて風しんの抗体保有率が低くなっています。この世代の男性の抗体保有率を引き上げるため、令和6年度までの時限措置として風しんの定期接種が実施されていました。今回、今般のMRワクチンの偏在や供給の課題により、令和7年3月31日までに抗体検査を受け、抗体価が低かった方は、令和7年4月1日から令和9年3月31日までの2年間、接種対象期間の延長となりました。
風しんは、成人がかかると、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、妊娠初期の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんが先天性風しん症候群(耳や目、心臓に障害が出ること)になる可能性があります。しかし、妊娠中には風しんの予防接種を受けることができません。そのため、周りにいる方が妊婦に感染させないよう十分な免疫をつけておくことが大切です。
ご自身やご家族、これから生まれてくる赤ちゃんを守るために、社会全体で風しん予防に取り組みましょう。
問い合わせ
小城市役所 こども家庭課(西館1階)〒845-8511 佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
電話番号:0952-37-6107 ファックス番号:0952-37-6162
メール:kodomokatei@city.ogi.lg.jp
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