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市長コラム(令和4年4月記)

更新日:2022年6月 9日

  『日本の伝統芸能小城春雨まつり』

4月2日(土)に第59回小城春雨まつりが開催されました。
小城公園の春雨の碑の前で、長崎検番のみなさん達に端唄「春雨」に合わせて踊っていただき、たくさんの方々に観覧していただきました。
この端唄「春雨」は、小城藩士柴田花守が長崎丸山の料亭花月で作詞をし、それに節をつけられ、今でも唄い継がれています。
県内で、このような端唄を顕彰してお祭りを開催されているのは、私が知る限りでは佐賀の端唄「梅ぼし」と小城の端唄「春雨」だと思います。
また、小城の春雨まつりには毎年嬉野から嬉野伝統芸能保存会のみなさんにも参加していただき、日本古来の伝統芸能としてしっかり保存・活用のためのPRをしていただいています。
小城の春雨まつりの一週間後には長崎丸山の料亭花月で春雨まつりが開催され、それに出席して長崎検番のみなさんの見事な踊りを再び拝見してきました。
令和の時代になり、デジタル社会がますます広がっていく中で、たまには端唄を聞きながら踊りを鑑賞し、日本の伝統芸能を体験するのも良いのではと思います。
そして、改めてこのような日本古来の伝統文化を守り、受け継いでいくことの大切さを実感しています。

 

春雨

     (市長/書)

 

 

 

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