市長コラム（令和4年10月記）

『秋の音』

夕方、ツクツクボウシが力いっぱい鳴いた後、周りからさまざまな虫の鳴き声が聞こえ始めます。その虫達のオーケストラの音を聞いていると、なぜか気持ちが癒されます。
さて、今年の8月は昨年と比べ、豪雨災害もなく、まずはひと安心と考えていましたが、9月に入り、大型台風が次々に発生し、九州への上陸が連日報道されました。
私たちは、その対応について幾度となく庁内で協議し、避難所開設を含め、さまざまな準備を行いました。市民の安全・安心を守るために、しっかりと情報収集を行い、事前準備を整え、その上でみなさんにとって必要な情報を発信することが大事だと考えています。
このコラムを書いている頃は、台風11号が去った後で、大きな災害も無く安堵していました。
しかしながら、すでに台風12号や13号、14号が発生し、今後の動きが気になっているところです。
市でも、台風襲来に備え、事前の準備を進めますが、市民のみなさんにおかれましても、避難所の確認や食料の確保など、前もって準備をされることは本当に大切なことだと思います。
このコラムを読んでいただく頃には、台風や豪雨による災害も無く、市民のみなさんが、安心して過ごされており、ゆっくりと虫の音色を聞きながら秋を感じておられることを願っています。

　　　　（市長／書）

※「刻露清秀(こくろせいしゅう)」

　秋の気候（景色）のさっぱりとすがすがしいさま

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