小城市再生可能エネルギー導入推進計画を策定しました
更新日:2024年7月 4日
小城市再生可能エネルギー導入推進計画は、地球温暖化対策の緩和策の代表的な取組である再生可能エネルギーの最大限の導入を推進するための計画です。再生可能エネルギーの導入推進により、同時に地域の課題を解決し、今以上に魅力のある地域にするための将来ビジョンを設定し、それを実現するための具体的な取組内容をまとめたものです。
小城市の地域特性や課題分析を行い、市民や事業者の方へのアンケート調査結果を参考にするとともに、小城市が有する再生可能エネルギーのポテンシャルを踏まえ、市民・事業者・関係機関・団体・有識者等で構成する「小城市ゼロカーボンシティ推進検討委員会」にて議論をいただき、本計画を令和6年3月に策定しました。
目標年度と削減目標
温室効果ガス(CO2)の削減目標を目標年度ごとに設定しました。
「省エネの推進・再エネの導入・利用エネルギーの転換・CO2の森林吸収や固定化」等に取り組み、長期目標年度の2050 年度には、CO2 排出量実質ゼロによるゼロカーボンシティ宣言の実現を目指します。なお、森林吸収量の確保には、長期的視点により、伐採と植林等の対策を行い、森林の若返りを図って行く必要があります。
温室効果ガス(CO2)排出量の将来推計と追加対策
地球温暖化対策の新たな取組みを行わず、現状のまま推移した場合の将来のCO2排出量予測(下図の青ライン)では、目標年度における削減目標には達していないため、さらなる追加対策(下図の赤ライン)が必要です。
再生可能エネルギー導入の2050年の将来ビジョン
- 2050 年にはCO2 排出量をネットゼロとする、ゼロカーボンシティを実現します。
※ネットゼロとは、CO2 排出量を最大限削減したうえで、吸収量や固定量を差し引いた合計をゼロにすることを意味します。 - 重点取組として、導入しやすい建物や土地には太陽光発電を積極的に導入し、蓄電池を活用して夜間や災害時にも活用できるようにします。また、余った電気を小城市内で活用し、電気の地産地消に取り組みます。
- 太陽熱利用や地中熱利用、木質バイオマス熱利用を積極的に活用し、熱の地産地消にも取り組みます。
再生可能エネルギーの導入目標
目標達成に向けた5つの施策
再生可能エネルギーごとに設定した導入目標と将来ビジョンへの達成に向け、
- 「地域の再生可能エネルギーの活用」
- 「地域の課題解決への貢献」
- 「地域の持続可能なまちづくりへの貢献」
といった3つの視点から5つの施策にまとめました。これらの施策は、行政、市民、事業者のそれぞれが主体となり取組みます。
- 施策(1):太陽光発電の最大限の導入
- 施策(2):その他再生可能エネルギーの導入促進
- 施策(3):省エネ対策の推進
- 施策(4):吸収源対策の推進
- 施策(5):啓発事業の推進
問い合わせ
小城市役所 環境課 (西館1階)〒845-8511 佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
電話番号:0952-37-6102 ファックス番号:0952-37-6160
メール:kankyou@city.ogi.lg.jp
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