小城市立幼稚園・保育園の再編計画
更新日:2024年9月18日
はじめに
公立保育園・幼稚園の再編計画については、近年の少子化の進行、核家族化や就業する女性の増加など、小城市の子どもや子育てを取り巻く環境の変化に合わせ、平成20年の策定から平成26年、平成30年と必要に応じて見直しをおこなってまいりました。
今回は、前回の見直しから5年が経過し、当時と比べると教育・保育のニーズの変化や、園児数の減少、施設の老朽化など、子育てを取り巻く環境が大きく変化しています。
このため、再編計画も現在の社会情勢や小城市の現状に適切に見直しを行う必要があります。再編計画の見直しにより、子育て環境の変化への適切な対応と施設の適切な整備を行うことで、より充実した教育・保育の提供ができると考えています。
再編計画
進捗状況
再編計画がスタートして、当初8園あった公立園のうち、4園を民営化しました。このことにより、公立の園は令和5年度末時点で4園となりました。また、保育ニーズの高まりに対応するため、令和3年度から三日月幼稚園を認定こども園に移行し、0歳から2歳も入園できるようにしました。
年度 | 園名 | 経過 |
平成23年度 | 牛津保育所 | 民営化 |
平成29年度 | 芦刈幼稚園 | 民営化 |
平成30年度 | 岩松保育園 | 民営化 |
令和3年度 |
三里保育園 | 民営化 |
令和3年度 | 三日月幼稚園 |
認定こども園に移行 |
基本方針
近年の小城市の子どもを取り巻く環境の変化、将来の教育・保育の需要及び公立園の老朽化を鑑み、閉園を含めて公立の幼児教育・保育施設の適正配置に務めるため、基本方針を以下のとおり2点としました。
(1) 将来の教育・保育ニーズに備えた、公立園の民営化や閉園による再編成
(2) 小城市内の幼児教育・保育の規範となる、公立の幼保一体型拠点施設の運営
小城市立晴田幼稚園の閉園について
閉園に至った理由
こうした背景のもと、晴田幼稚園については、幼児人口の減少や保育ニーズの高まりによって入園する園児が年々減少し、令和6年度4月の園児数は定員90名に対し17名となり、クラス数も3クラスから2クラスになりました。今後も園児数の減少傾向が続くと想定されることから、園での集団生活を通しての幼児教育が困難であること、また小城市全体での定員数の適正化が必要になりました。
このことから、令和6年度から晴田幼稚園の入園募集を段階的に停止し、現在の園児が卒園を迎える令和9年3月31日をもって、閉園することとなりました。
園児受入
令和7年度…4歳児、5歳児の園児の受入は可能です。(3歳児は入園停止)
令和8年度…5歳児の園児の受入は可能です。(3歳児、4歳児は入園停止)
※現在の園児が卒園するまで、小城市教育委員会が責任をもって幼児教育を行います。
晴田幼稚園の閉園に関する窓口
小城市教育委員会 保育幼稚園課(西館1階)
下記の問い合わせ先にご連絡ください。
問い合わせ
小城市教育委員会 保育幼稚園課(西館1階)〒845-8511 佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
電話番号:0952-37-6109 ファックス番号:0952-37-6162
メール:hoikuyouchien@city.ogi.lg.jp
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