子宮頸がん予防ワクチン
更新日:2026年4月22日
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染と子宮頸がん
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しても、多くの場合ウイルスは自然に検出されなくなりますが、一部のHPVが数年から十数年間という長期にわたり感染すること(持続感染)で前がん病変(がんになる手前の状態)を経て子宮頸がんを発症すると考えられています。
子宮頸がんは、国内では毎年約1万人の女性がかかる病気で、さらに毎年約3,000人が亡くなっています。患者さんは20歳代から増え始めます。日本では、40歳までの女性のがんによる死亡の第2位は子宮頸がんによるものです。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種について
予防接種法に基づき、HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)の定期予防接種を実施しています。
対象者は無料で接種することができます。
対象者
小学6年から高校1年相当年齢の女子
【厚生労働省作成リーフレット】
- 小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)【 PDFファイル:3,438KB】
- 小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)【 PDFファイル:4,049KB】
※HPVワクチンは、平成25年6月から、積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、令和3年11月に、専門家の評価により「HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当」とされ、令和4年4月から、他の定期接種と同様に、個別の勧奨を行っています。実際に予防接種を受ける際は、HPVワクチンの有効性とリスクを十分理解した上で、受けるかどうかをご判断ください。
接種を希望される方へ
接種を希望する場合は、厚生労働省のリーフレットを参考に効果と副反応を十分理解した上で接種してください。
接種場所:県内の医療機関
※小城市内で接種できる医療機関は「小城市母子保健カレンダー」で確認してください。
※県外での接種を希望される方は、「県外での定期予防接種を希望される方へ」のページへ
当日必要なもの
- 母子健康手帳
- 予診票
※予診票は、こども家庭課または市内の医療機関にあります。
※13歳未満の方については、接種当日は、必ず保護者が同伴してください。
※16歳未満の方については、保護者の同意(予診票の表面)が必要となります。
※13歳以上16歳未満の方については、予診票に保護者の同意の署名(2か所)がある場合のみ、保護者の同伴は不要です。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の効果と副反応について
2026年4月1日より
対象ワクチンはシルガード9(9価)のみとなります。
シルガード9(9価)の効果
HPV6型、11型、16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型の感染に起因する子宮頸がん及びその前駆病変、尖圭コンジローマに効果があります。
接種年齢によって、接種間隔や回数が異なります。詳しくは、以下の接種スケジュールをご確認ください。
また、過去に接種歴のあるワクチンと同一の種類のワクチンを使用することが原則ですが、2価または4価HPVワクチンと9価HPVワクチンの交互接種について、安全性、免疫原性及び有効性が一定程度明らかになっていることから、過去に2価または4価HPVワクチンの接種歴のある方が、9価HPVワクチンを定期接種として定期接種として接種することは可能です。途中からシルガード9(9価)に切り替えて、残りの接種を完了させる場合は、シルガード9の決められた間隔に合わせて接種をしてください。
副反応
発生頻度
50%以上: 疼痛
10〜50%未満 :腫脹、紅斑、頭痛
1〜10%未満 :浮動性めまい、悪心、下痢、そう痒感、発熱、疲労、内出血など
1%未満 :嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血、血腫、倦怠感、硬結など
頻度不明 :感覚鈍麻、失神、四肢痛など
シルガード9添付文書(第1版)より改編
接種後は、厚生労働省作成のリーフレット「HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ」をお読みください。
定期接種による重い副反応の場合には、法に基づく予防接種健康被害救済制度の対象になることがあります。
接種スケジュール
シルガード9で接種を開始する方は、1回目の接種を受けるときの年齢によって接種のスケジュールが異なり、合計2回または3回接種します(※)。
いずれの場合も、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。
(※)合計2回の接種で完了できる方は、1回目の接種を小学校6年生の年度から15歳の誕生日の前日までに受け、その後、5か月以上あけて2回目の接種を受けた方です。

※1: 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3: 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
HPVワクチンに関する相談先一覧
ワクチン接種後に気になる症状が生じた際は、まずは、接種を受けた医師・かかりつけ医にご相談ください。
その他、下記の相談先を設置しています。
厚生労働省 相談窓口
HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談
- 電話番号:0120-331-453
- 受付時間:平日9時〜17時(土曜・日曜・祝日・年末年始は除く)
協力医療機関
子宮頸がん予防ワクチン接種後に生じた症状に係る協力医療機関ついて、下記リンクのとおり、厚生労働省が公表しておりますので、ご参照ください。
厚生労働省:ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について
なお、佐賀県においては、下記の医療機関が選定されております。協力医療機関の受診については、接種を受けた医師又はかかりつけの医師にご相談ください。
- 佐 賀 大 学 医 学 部 附 属 病 院 産科婦人科 電話番号:0 9 5 2 - 3 4 - 2 3 1 9
子宮頸がん検診について
子宮頸がん予防ワクチンで全ての子宮頸がんを予防できるわけではありません。
早期発見・早期治療のために、ワクチン接種後も20歳を過ぎたら定期的に子宮頸がん検診を受診し、子宮頸がんに対する予防効果を高めることが大切です。
参考
問い合わせ
小城市役所 こども家庭課(こども家庭センター)(西館1階)〒845-8511 佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
電話番号:0952-37-6107 ファックス番号:0952-37-6162
メール:kodomokatei@city.ogi.lg.jp
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