小城市の文化財(登録有形文化財)
更新日:2019年11月 7日
国登録有形文化財
村岡総本舗羊羹資料館(むらおかそうほんぽようかんしりょうかん)
日本福音ルーテル小城教会(にほんふくいんるーてるおぎきょうかい)
牛津赤れんが館(うしづあかれんがかん)
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登録年月日 | 平成12年(2000年)9月26日 |
所在地 |
小城市牛津町牛津586番地(グーグルマップを開く) [アクセス方法] |
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※22世紀に残す佐賀県遺産:平成17年(2005年)11月18日認定 | ||
赤れんが館はれんが造りの2階建ての構造で、桁行20.3メートル、梁行8.5メートル、面積はあわせて約170平方メートルです。牛津町は長崎街道の宿場町として古くから栄え、明治時代から昭和初期にかけては、「牛津、津でもち、駅でもち、町の栄えは店でもつ」と謳われるほど商人の町として活況を呈していました。
赤れんが館はこの牛津町の代表的な商家で、玉屋デパートの前身である田中丸商店の倉庫として建てられたものです。築造時期は明らかではありませんが、専門家の調査によると明治時代中期から後期にかけての建築と考えられます。れんがの積み方は、れんがの段ごとに小口面と長手面が交互に現れる「オランダ積み」、花崗岩と煉瓦を混ぜて意匠を施した妻側の空気孔、軽く湾曲した「むくり屋根」と呼ばれる屋根構造が特徴的です。
現在は、文化課が管理を行い、展示やコンサート、サークルなどに貸し出しています。 |
深川家住宅(ふかがわけじゅうたく)
牛津町会館(うしづちょうかいかん)
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登録年月日 | 平成13年(2001年)8月28日 |
所在地 | 小城市牛津町牛津586番地(グーグルマップを開く)
[アクセス方法] |
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※22世紀に残す佐賀県遺産:平成17年(2005年)11月18日認定 | ||
牛津町会館は、九州の財界人として著名で「玉屋デパート」の創始者である田中丸善蔵の邸宅として建築されたものです。建築時期は明らかではありませんが、明治末期の頃と考えられます。内部を繊細な数奇屋風の意匠にまとめた木造建築で、建築面積は約410平方メートルです。大きく南棟、北棟に別れそれを畳廊下でつないでいます。また、南棟の広間の脇には茶室を設けています。
現在は、文化課が管理を行い、集会やサークルなどで貸し出しています。 |
小柳酒造(こやなぎしゅぞう)
天山酒造(てんざんしゅぞう)
JR唐津線小城駅本屋(JRからつせんおぎえきほんや)
登録年月日 | 平成28年(2016年)2月25日 | |
所在地 | 小城市三日月町久米2076番地1 | |
※22世紀に残す佐賀県遺産:平成27年(2015年)12月7日認定 | ||
唐津線の建設は、唐津炭田の開発に伴う唐津港までの石炭輸送が大きな要因をでした。唐津線の全線開通が明治36(1903)年12月14日で小城駅もこの時に開業しており、小城駅もこの時期に開業しました。
駅舎はホーム北側の市街地に向かって建ち、木造真壁造り平屋建てで、屋根は寄棟造り、桟瓦葺きとなっています。 駅舎には大正6(1917)年3月27日の財産票が付いていますが、明治45(1912)年1月の版(スタンプ)のある小城駅庭園落成記念の写真帳に現在の駅舎とほぼ変わらない建物が写っていることから、それ以前にこの駅舎が建てられたと考えられます。
現在も駅舎として利用されており、小京都小城の玄関口として建築当時の風景を今に伝えています。 なお本屋とは、主な建物のことを指します。 |
問い合わせ
小城市教育委員会 文化課/梧竹記念館/歴史資料館〒845-0001 佐賀県小城市小城町158番地4(桜城館内)
電話番号:0952-73-8809/0952-71-1132(平日、土曜日、日曜日 8時30分から17時15分まで) ファックス番号:0952-71-1145
メール:bunka@city.ogi.lg.jp
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