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No.18小城の「人」「志」に学ぶ「高田保馬 博士をたたえる会」【平成31年2月3日】

更新日:2020年3月 5日

書のパフォーマンスで書かれた書

 

「城創伝心(じょうそうでんしん)」"小城の歴史や伝統を受け継ぎ、文化を創造する豊かな心を育み後世へ伝える 人づくり" という小城市教育の基本方針を基本目標にしながら、教育委員会ではさまざまな取り組みを行っています。特に、小城の歴史を知ることや学ぶことは、今後の小城市教育の推進のためにも、基礎、土台になることであると思っています。

小城市にとって一昨年は、小城鍋島家が成立して400年という節目の年、昨年は、明治維新150年を迎え、佐賀県でも「肥前さが幕末維新博覧会」が盛大に開催されて、歴史と伝統を受け継ぐ機運がとても高まっている時でもあり、いよいよ今年は平成から新しい時代を迎えようとしています。

平成31年2月3日、ドゥイング三日月において「高田保馬博士をたたえる会」(高田保馬博士顕彰会主催)が開催されました。

高田保馬 博士の紹介
「学者であり、歌人でもあった佐賀の偉人」
高田保馬博士は、三日月町遠江の出身。
嘉瀬川の土手の上で夕日を見ながら「貧乏な人の味方になろう」と心に誓い、その夢を果たそうと、京都大学に進み、京都大学、九州大学、大阪大学等で教鞭をとり、日本社会学の父、経済学の父として活躍した。また歌の道にも精進し、佐賀県内※11校の校歌を作詞し、まさに当代随一の巨人と仰がれる人物となった。(当日資料より)
※現在の小城市立三日月小学校、三日月中学校、三里小学校、小城中学校
佐賀市立小中一貫北山校、武雄市立武雄小学校、武雄北中学校
佐賀県立有田工業高等学校、佐賀農業高等学校、佐賀西高等学校、佐賀北高等学校

上記の紹介にもありますように、小城市三日月町が生んだ第一級の社会学者・経済学者・歌人でもある高田保馬博士の業績と遺徳を顕彰し、次世代に語り繋ごうと、町内有志の方々により「高田保馬博士顕彰会」が平成6年12月に設立され、その顕彰会活動の一環として「高田保馬博士をたたえる会」が毎年2月、小城市内、三日月町内はもちろん県内各地から、幼、小、中、高校、一般の幅広い方々の参加のもと、その内容としてアトラクション、意見発表、コンクール表彰等を行い、開催されています。会の最後に行われました「高田保馬博士顕彰記念書道・文学作品コンクール表彰」では、約1500点の応募があり、約90名の方々が表彰されました。

アトラクション、意見発表をしてくれたみなさんは、高田保馬博士から学び、その功績をたたえ、そして意思を受け継ぎ、一人一人が自分の志を表現していただき、素晴らしい発表でした。それに向かっていく凛とした姿を見ることができ、とても、頼もしく思いました。また、コンクールでの受賞者のみなさん、入賞誠におめでとうございました。

日ごろより、高田保馬博士顕彰会の関係者のみなさんには、青少年の健全育成と社会文化の向上にご尽力いただき、深く感謝しております。今後も、高田保馬博士顕彰会の活動と「高田保馬博士をたたえる会」が益々発展し、子どもたちが志を高く持ち、夢の実現に向けて、健やかに成長することを心よりお祈りしています。ありがとうございました。

平成31年2月3日

小城市教育長 大野 敬一郎

 

◆オープニングアトラクション…書のパフォーマンス(三日月書道愛好会)

書のパフォーマンスで書かれた書(全体図)

 

◆第二部アトラクション…うたごえ(三日月町うたごえクラブ)

三日月町うたごえクラブによる合唱の様子

 

◆意見発表…三日月小学校4年生「高田保馬博士から学んだこと」、三日月中学校2年生「将来の夢」

小学・中学性によるスピーチ風景

 

 

問い合わせ

小城市教育委員会 教育総務課 (東館2階)
〒845-8511 佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
電話番号:0952-37-6130 ファックス番号:0952-37-6167
メール:kyouikusoumu@city.ogi.lg.jp
 

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